あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ




来てしまった・・・


ついにこの日が、




「渚!がんばってね!」


未来ちゃん・・・がんばってねじゃないよ。


なるべくがんばりたくないんですけど・・・



「えっと、じゃぁ始めんぞー」


女子の悲鳴と同時に、祐來のダルそうな声が聞えてきた。



「はいはい、えっとぉ・・・」



ダルそうに司会をしてる祐来。



「はい、あり、がとう、ご、ざい、ま、し、た。」



なんか、日本人じゃないみたいw




「次ぎ、は、3年・・・C組み、宮野凛・・・だ。」



わ、怒ってるみたいな声だね。


凛から始まって、真琴、遙と女子の悲鳴が耐えなかった。



その次は私だ・・・


舞台の端から未来ちゃんを覗くと、"ファイト"


と、ガッツポーズをして来た。



なにが、ファイトだよぉ(泣)




「次は、3年B組夏井渚さんです。」



なんで私だけちゃんと、喋れんのよ・・・




それから、どんなスピーチをしたかなんか、


覚えてなくて気付いたら拍手が私を包んでいた。