「は・・・るか・・・?」


「もぉ・・・帰るのか?」



え・・・



「う・・・うん。」


だって、もぅご飯食べたし。


こんなに心がしんどいのに・・・。


昔のこともぅ思い出したくないよ。



「もうちょっとだけ、ここに居てくれ。」



そう言っている遙の、顔が、声が


少しだけ泣きそうだったのは気のせいかな。



そのせいで、私は頷くしかなかった。



「急にごめんな。」


そぅ言って私の腕を離した。




遙・・・




どうしたの?そんな事聞けない・・・。


遙は遙・・・だよ、ね。



私はわかってるから、ね。