「・・・とゆうことで、お邪魔しまぁす♪」
わーーーとか言いながら、廊下を走ってる真琴、
それを怒りながらも追いかける、剛。
「ママ、急に大丈夫なの?」
ママが案外すぐに受け入れたから、ちょっとびっくりしちゃった。
「だって、知ってたもの。雛ちゃんが嬉しそうに昼間話てくれたもの。」
ふふふ、って言ってるママ。
雛ちゃんって言うのは、剛と真琴のお母さん。
仲良かったんだ、私達のママ。
って、
「知ってたの!?」
本当に・・・有得ない。教えててよぉ。
「ええ、あたりまえじゃない。まこちゃんこうちゃん」
そぉ、言って真琴と剛を呼んだ。
「いっぱい食べてね、雛ちゃんに2人の好物を聞いておいたのよ。」
なんて、準備のいい人・・・
『はーーーーい』
2人ともいい返事。
って、早っ!!
もぅ、ほとんどないじゃんかぁ。
『ごちそうさまー』
って、
「ええええええええええええ」
早いって、
テーブルいっぱいにあったはずのお皿が
空っぽ・・・
「ママ!私のご飯は!?」
「もぅ、無いわよ」
うそ・・・ありえない。
~♪~♪~♪~♪~♪
もぉ、なんで今メールなのよ。
誰だろ、私にメールなんて珍しすぎ。
ディスプレイに表示された名前は・・・
"南遙"
だった。