お昼も食べ終わって。


今、究極に眠い5時間目・・・


ふぁぁぁぁ


ねぇむい・・・寝たいなぁ。



    カサッ


ん?


隣から送られてきた紙。



遙から・・・?



【今日一緒に帰らないか? 南】


えっと・・・2人でかな?


2人は、嫌だなぁ・・・


周りに居る女子の視線が痛いんだよぉ・・・



【2人で? 渚】


      カサッ

【いや、4人で。ダメか? 南】


4人か・・・4人だともっと視線が痛い。


でも、久しぶりに帰ってみるかな・・・。



【いいよ、未来ちゃんの誘いも断っとくね。 渚】


       カサッ

【あぁ、ありがとう。 南】


遙の字すっごく綺麗。


カッコいい人の字だね。


ってか、いつも授業中でも、普通に喋ってるのに


なんで今日は、手紙なんだろ?


【ねぇねぇ、なんで今日手紙なの? 渚】


「別に、理由はねぇよ。」


急に喋り掛けられたから、すっごく驚いてしまう。


「きゅ、急に声出さないでよぉ・・・」


「なんでだよ、変な渚。」


へ、変!?



「変じゃないよ!」



「こら、そこ喋ってんじゃない!」



あ・・・声が大きかったかな・・・



「はぁーーーーい、以後気おつけまぁす。」


適当に返事して、授業に戻った。