「なぎちゃん!」

「渚・・・。」

「悪かった。」



なんで、まだ居るの?


3人とも、もっと怒ってよ。


私が一方的に悪いのに・・・。


「な・・・んで。」


「え?なんて?なぎちゃんなんて言ったの?」


可愛い顔で首をかしげて聞いてくる真琴。


「なんで、私が悪いのに3人とも私を攻めないの?」


我慢してた涙が、溢れてくる。


「渚、俺ら無神経だったな。」


な、何言ってるの?


「今、渚のお母さんに聞いたよ。
本当はダンスしたかったんだよな?」


「なのに、僕達なぎちゃんのこと攻めたりして、
ごめんね。」


「本当に悪かった。」