『ど、どうもっ・・・!』


3人は慌てて頭を下げた。


どんだけ怖がってんの!



「あれ?こいつ南に似てないか?」


要がそう言った。


う・・・やっぱりバレますか・・・。


「は、はい!南遙の、妹・・・です!」


怖がって若干呂律回ってないし・・・



「渚、行くぞ。」


健斗が一度3人を睨んで、私の腕を引っ張って

屋上から出て行った。


健斗に引きずられるように歩いてる私。



3人とも、怒ってる・・・?


な・・・なんで?



そう思ってたら、教室を通りすぎて



今は使われてない第二理科室に入っていった。