お前は、誰を選ぶ・・・?





「要、大丈夫か?」


っつ・・・


大丈夫な訳あるか。



健斗腰引けてんぞ。


「っつ・・・大丈夫に見えるなら、
お前の目は腐ってるよっ・・・」


「だよ・・・な。渚、俺らだ戻って来い!!!」



・・・________



どれぐらい殴られただろうか、

意識が朦朧としてる。



叫んでる、健斗の声も聞えてこない。


祐來はまだ意識をうしなってる。


俺は、意識が朦朧とする中渚に言った。



「渚には、俺らが居るからっ・・・」


そう言った途端、渚の中で何かが切れたかのように
意識を失くしてしまった。



「はぁ・・・はぁ・・・」


渚が意識を失うと、俺もしんどくなってきた。


やばい、視界がぼやけてる。



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そこで、俺の意識は途切れた。