ガラガラっ!!!・・・_______
「やめて・・・こな、いでっ・・・」
「「「っ!?」」」
俺らが、見たのは渚をいじめてた、女が
泣きながら、怯えてる。
その女の、周りには倒れてる女が数名。
女が怯えてる理由は・・・
焦点が定まってない、
今にも殴りかかりそうな渚が居るからだ。
「おいっ、渚。やめろっ落ち着け!!」
祐來が渚に止めに入る。
でも、あの祐來が渚に殴られて、
俺らの方にぶっ飛ばされて来た。
「ひぃ・・・!!!やめて、こないでっ。」
祐來がぶっ飛ばされて、
渚がまた女に殴ろうとする。
「渚っ、渚っ、しっかりしろって!!!!」
おれが、叫ぶけど渚には聞こえてないみたいだった。
「やめてっ、ごめん。ごめんなさい。
もうなにもしないから・・・だからっ、
だからっ、許して・・・。」
必死に謝ってるけど、渚には全く聞えてない。
殴ろうとした瞬間、俺は渚を抱きしめた。
俺の腕の中で、暴れる渚。
正直、痛い。
いつもの、渚からは想像できないほど、
すごい力で、俺を殴ってる。
「渚、おちつけっ・・・渚!!!!」
俺は、渚に叫ぶ。
頼む、渚。
おちついてくれっ・・・
渚・・・!!!

