お嬢様と執事様【短編】

「えー!!お願い!!」




い、今、恵斗はあたしに告白したの!?



あたしのことが好きだと、そう言ったの!?





あまりの衝撃で、今のは空耳なんじゃないかと本気で考える。







「無理です。」






ああ…そうか、今のはやっぱり空耳か…




なーんだ…




ガックリとうなだれるあたしを見て、恵斗はため息を一つついた。





「ですから…お嬢様のことが好きです。」





真っ直ぐにあたしを見つめる恵斗の瞳。