お嬢様と執事様【短編】

「続きって…うそ、本気!?」




いつでも逃げられるように体勢を整えるあたし。






「私はいつでも本気でございます。」




そう言うと恵斗はあたしの髪を撫でた。




「ちょっ、あ…待って」




待ってと言っても待ってくれないのが恵斗。




手を髪から耳に移動させ、顔を近付ける。





「ちょっと…じ、じゃあさっきの話してからに…!」



ダメ元で放ったその言葉



意外と効果があるものですね



世の中捨てたもんじゃないですね