お嬢様と執事様【短編】

「どうかって…?」





「お嬢様の様子がいつもと違うので、何かあったのかと。」






わ…


すごい



普通でいたつもりだったのに、恵斗にはわかるんだ。



純粋に嬉しい




…でも、それは恵斗として?



執事として?






…………。






「…別に何もな……んっ」






あたしの否定の言葉は、恵斗の唇によって遮られてしまった。