お嬢様と執事様【短編】

「お嬢様、何をされると思ったのですか?私はただ、睫毛をとっただけなのに。」




睫毛って…




「紛らわしいことしないでよ…」




びっくりしたじゃん




「紛らわしいこととは、お嬢様は何を想像されていたのですか?」




ドSな笑みで迫る恵斗。




「え!?いや別に、何も…」





ベッドに二人の分の重さがかかり、キシッと音をたてる。





さらに迫る恵斗。




ついにあたしは、ベッドの上で壁と恵斗に挟まれてしまった。