俺は無意識のうちに女の子に話しかけていた。 『こんにちは。僕は美咲。』 『あたしは才華。』 『年は?僕10歳小4。』 『あたしは11歳小5。』 1つ上だ。 俺はそれだけ言って母さんのベッドヘ向かった。 才華って、笑ったことあんのかな…… 泣いたことあんのかな…… 俺の中に生まれた疑問。 これが才華先輩との出会い。