誰も座る事の無い美佐子の机を見るのが嫌なのだろう…… 見ると浮かぶから。 啓人の頭に、美佐子が亡くなる瞬間が…… 思い出してしまうから。 だから断るんだ…… 分かってる。 分かってるけど。 啓人には乗り越えてほしい…… あたしだって、美佐子が居ない現実を 受け入れられていないのは事実で。 そんなのを1番近くいた啓人に 受け入れろなんて言えないけれど、 前を向いて生きてほしい。 啓人がもう一度 人を好きになれればいいと…… あたしは中学生ながら考えていた……