「ナベちゃんのそんな所嫌い。私だってそんなに大人じゃないのよ…」


僕は吉川さんを抱きしめた…

吉川さんはかすれた声で言った

「話のお礼頂戴」


吉川さんの唇が重なってきて、しばらくそのままでいた


「俺抑えがきかなくなる」


体を緩め僕はガードレールによっかかった


吉川さんも横に並ぶ

「由希ちゃんのこと好きなんだね」