桜色の川と君の詩



だが…怖がっていたのか?相手ののことを考え過ぎて遠慮していたのか?…今思うと両方かもしれない



当時は女性にも欲望があるなんてことを知らなかった


由希は違った。

遠回しに考えることや、気を使わずにいられる…


二人でいる時間をこんなに楽しみにしてくれる…


いつの間にかあんなに重かった童貞というコンプレックスを忘れていた



僕は彼女に救われていたのだ