住宅街とはいえ、夜は夜。人一人いない。 やっぱちょっと怖い…‥ 本当は夜とか暗いのすっごい苦手だったり‥ 落ち着きなく周りをキョロキョロしながら歩く。 ─ガサガサ 「きゃあ?!」 道の横にある草むらから何かが動く音がした。 ‥…ニャー 「な、なんだ…猫か‥驚かせないでよ、もー…‥」 ホッと胸を撫でおろし、すぐにそこを通り過ぎた。 後ろにある影に気付かずに…‥。