「役目だから」 「そんな…だって!」 矛盾してる。 さっきと言ってることが違うよ、 ねぇ、 なにを考えてるの? 全然わからないよ。 「俺が怖いか?嫌か?」 怖いけど、嫌じゃない。 わたしは一生懸命に首を横に振る。 「なら、こっちにこいよ。 なんでどんどん離れようとしてんだ?あ?」 「そ、れは…」 「ほら、来いよ」