バサっと音がして、バルコニーを見ると、
すごく美人な人がたっていた。


なんだろう…。


雰囲気はわたしに似てるかもしれないけど
明らかに向こうの方が美人ですてき。


「零、少しはためるとかしてくんないの?」


「この子が倒れられては困るんだよ」


「まぁ、確かにそうね」


わたしを見てにっこりと笑う。


「お勤めご苦労、白雪姫」


「…」


だれ?


「この子が本物の白雪姫だよ」


「えええっ?!」


戻ってきたのー?!