「久しぶり!白雪姫!」 「今、そっちに行くね!」 「ああ!」 わたしはおじさんを、おいて走って部屋から出て行った。 階段をかけ降りて、表へ出ると、 そこには馬から下りて待っていた蓮斗。 「蓮斗!」 「りんご、久しぶりだね」 駆け寄るとぎゅっと抱きしめてくれた。 「話すことは山盛りだよ」 「うん、わたしも」