ラブ♡スリップ




「休憩にでもしますか?」


「はい、ぜひ」


「ではお茶を持ってくるのでここでお待ちください」


おじさんは部屋から出ていく。


わたしは椅子から立ち上がってバルコニーに出た。


「はぁ…」


よく、この状況を受け入れられてるなって
今でもすごく思う。


みんなは心配していないだろうか。


絵本は届いたかな?


あぁ、会いたいな……。


「帰りたい…」