止めなきゃ! 蓮斗がそんなことする必要ない! わたしたちがそんなことしたら! 何度、スカートに引っかかって転けても起き上がって王室へ行く。 「蓮斗っ!」 ドアを思いっきり開ける。 そこには王様の前に膝をついている、蓮斗の姿。 「りんご…?」 「だめだよ…殺しちゃダメ!」