8月の宝探し


「それがいい!
ついでに、4900枚あるか、数えといてくれると、なお助かる」



便乗して言うと、会長は、ろこつにイヤな顔をした。


「あのなぁ、五十嵐……」

「へへっ、頼むよー」


手を合わせると、大きくため息をついて、会長は手を出す。


「しょうがないなぁ。
わかった、預かるよ」

「やった!
さすが、会長!」

「だから! 俺はもう、会長じゃない!」

「へいへい、りょーかいりょーかい」

「ったく!」



顔をしかめながらも、承知してくれる会長は、やっぱ、いいヤツだ!

ホクホクしてると、トモアキが会長に聞いた。