「会長は?」
顔を見ると、腕を組んだ。
「俺の部屋は鍵をかけられるけど、ものが多くて、4人も入れるスペースがない」
「そっか。困ったなぁ……」
「1日待ってくれれば、部屋を整理して、入れるようにもできるが、それじゃダメか?」
「うーん、明日か。
じゃぁ、これ、明日まで、どうする?」
リュックを持ち上げてみせると、トモアキが明るく言う。
「会長に持ってってもらえば?」
「えっ、俺が?」
会長は、気がすすまない表情だけど、トモアキはニッコリ笑う。
「だって、会長の部屋、鍵がかかるんでしょ?」
うん、そうだな。
トモアキ、いいこと言うじゃねーか!

