やべぇ。
別の意味で、やべぇ。
ど、どうしよう……?
トモアキとふたり、バカみたいにカチンコチンになって、桃香を見つめていると。
「トモアキ君、ありがとう。
私、なんか、ふっきれた」
「へ……?」
トモアキは、間のぬけた返事しかできない。
俺も、なにがなんだかワケわかんねぇから、言葉が出てこない。
一方、桃香は、こぼれた涙をふいて、笑顔になって続けた。
「トモアキ君、すごく絵がうまいんだね。
私、ビックリしちゃった。
プロの絵描きさんみたい」
「え、いや、そんな……」
トモアキが首を振ると、桃香はまたじっくり絵を見て、言った。

