そうなんだ。 あやちゃんのお兄さん、元ヤンなんだね。 でも、俺は気にならないけどなぁ。 俺のねーちゃんのほうが、よっぽどタチ悪いよ。 「優弥、会ったことある?」 俺は優弥に聞いた。 優弥はむすっとしたまま首を横に振る。 「とにかく、今日は大事なミーティングだ。 これ以上この場をめちゃくちゃにされたら困る。 お前ら、あやの兄貴に、くれぐれも余計なこと言うんじゃねぇよ!」 その言葉に、 「アイアイサー!!」 俺らはふざけて敬礼していた。