「やばくね?それ。
城内先輩、神木とクソ仲悪ィじゃん」
「ヤバイし!
LINEには、城内先輩と神木がまた人をボコったって書いてある!」
……え?
「なっ……何かの間違いでしょ?」
思わずそう言うと、きららにギロリと睨まれた。
「間違いじゃねーよ!
あんた、城内先輩とずっと一緒にいたのに、城内先輩の性格も分からないの?
それに、城内先輩は神木に殺されかけたんでしょ?」
「だからそれは……」
「次こそ城内先輩が神木をボコボコにする番だよ?」
「……」
どうやら、淳ちゃんと隼人が喧嘩をしていると信じ込んでいるらしい。
……実際、喧嘩中だけど。
だけど、あの二人に限って、人前で見せつけるように殴り合いはしないと思う。
「神木、マジで死ねばいいのに!」
「ほんとにー!神木、マジでうぜぇ!!」
「隼人のことを、悪く言わないで!!」
あたしは大声で叫んでいた。



