「お前、鍵もかけずにセック……」 「うるせぇ!! マジで……消えやがれ!!!」 顔を真っ赤にして取り乱す橘。 そんな橘を見て、俺は笑っていた。 「ま、セーフだよな、セーフ」 「はぁ?」 「未遂だった。まだ入れてなかった」 「て……てめぇ……」 「それとも、二ラウンド目だった?」 「ま……マジで殺されたいか……」 俺たちの喧嘩は、まだまだ終わらねぇ。