「ごめんね、急に……」 隼人はそう言って、あたしの髪を撫でた。 「ううん」 あたしはその身体にしがみつく。 隼人の身体はまだ少し熱を持っていて、少しだけ湿っていた。 あたしは手を伸ばし、胸のタトゥーに触れる。 昔の傷痕はまだそこにあるが、治ってきている。 その事実が嬉しい。