そして…… 「ぎゃああああ!!」 あたしは絶叫していた。 淳ちゃんの、その馬鹿みたいに荒い運転に。 安全運転の隼人の後ろにばかり乗っていたあたしは、淳ちゃんの運転に対する免疫がなくなってしまっていたのだ。 淳ちゃんは狭い路地を猛スピードで走り、車を追い越し…… 「もう……だめ……」 ギブアップしそうなとき、ようやく見慣れた駅ビルの前に着いた。