「俺たちはいいや」 隼人がそう答えると、 「そーかぁー!橘はカナヅチかぁ!!」 待ってましたと言わんばかりに現れる淳ちゃん。 おまけに…… 「じ……淳ちゃん、何そのブーメランパンツ……」 苦し紛れに言葉を吐いた。 隼人に至っては、 「変態かよ」 超冷たい扱い。 それでも淳ちゃんは楽しそうに腰に手を当て、ピンクの極細ブーメランパンツを見せびらかして笑っていた。 ガタイのいい淳ちゃんなだけに、まるでボディビルダーだ。