「い……一緒にいたくない」 隼人が小声で呟いた。 「てか、同類と思われたくない」 気付いたらあたしたちは足早にロビーを駆け抜けていて、その後ろを派手なアロハ集団が追っていた。 人々はこっちを見て、それぞれくすくすと笑う。 それなのに、 「おーい、待て!! この元ヤン変態童貞男!」 淳ちゃんが大声で叫ぶ。 それ以上侮辱されたくない隼人は、仕方なく立ち止まり淳ちゃんを睨んだ。