だが、その言葉に敏感に反応する白浜先輩。 どれだけ地獄耳かと驚く。 「俺様に向かって馬鹿だと!? てめぇ……」 だが彼の顔はみるみる血の気を失い、音を立てて地面に崩れ落ちた。 「輝!!」 高校生が倒れている白浜先輩にしがみつき、瞳に涙を溜めていた。 あんな性格の悪い白浜先輩のことを好きな女がいるのかと内心驚いた。 だが、倒れている人を放っておけなくて。 例え相手が白浜先輩でも助けなきゃと思って。 俺はカウンターへと向かっていた。