ラブ&コメ

「とりあえず挨拶させてもらうよ。」


ドアの前で立ちふさがる私を押しのけるように、スニーカーを脱ぎ、勝手に家の中に入っていく。

私も慌てて後を追って行った。


いつか、この夏草カヲルというお笑い芸人をいろんな意味で訴えようと思います。


ついでに変態のお父さんも訴えてみようかな、、、


「ちょっと!待って下さいよ!!」


私の声を無視して、両親が居る台所に向かって歩いて行く。

「おはようございます。」


台所に着くと、夏草カヲルの大きな声が家中に響き渡った。