次の日の朝、いつもの時間に目覚め、ベッドから出て部屋のドアの方にゆっくり歩いていく。


ドアノブに手をかけた時に、私はふと振り返りベッドに目を向け、


「昨日、サトルと・・・。」


自分の唇を指でなぞり、昨日の事を思い出すように目をつぶった結果、、、


朝から興奮状態になってしまい、頭から湯気が出そうに顔が熱くなっていく。


別に嫌なわけじゃないけど、この状態のままだと1日もたないと思い、洗面所に急いで顔を洗いに向かう。


ズタ、ズタ、ズタ、

朝から階段を降りていく、私の賑やかな足音が響く。