ラブ&コメ

「佐藤さん、静かに!静かにしましょう。お願いします!」

両手を合わせ、佐藤さんにめいっぱいお願いしたけど…


佐藤さんは、その私の姿を見てニタっと不気味な笑みを浮かべて、


「そこのイケメ~ン!」


店内のお客さんは、一斉に佐藤さんに視線を向ける。


あわわ、と私は動揺していく。お客さんの視線が少し痛く感じ、そのまま下を向いていた。


しかし、容赦なく佐藤さんはもう一度、

「コラ~、そこのイケメン!!」


一緒に居る私は、どんどん顔が赤くなっていく、、、