こうして、私とメイは店の閉店時間も気にせず、
モヤシ茶を飲みながら話合った。


気づけば、外からは月の光が差し込む。

しかし、話始めたらなかなか終わらないのが乙女の性。


「帰る時言って下さい。私達は奥で休んでいるので。」


華奢な店員は、優しく微笑み、そう言って奥へと消えていった。