次の日の朝。


いつものように、6時に目が覚め一階の台所に向かう。


「おはよう~」


大きな欠伸をしながら、眠たい目をゴシゴシして台所に登場すると、お母さんが


「スミレ。さっき、新聞取りに外に行ったら、変な男が居たんだけど…あんたの知り合い?」


朝ご飯を黙々と用意しながら話しかけてきた。