「いらっしゃいませ~キャハ!」


店に入った途端に、可愛らしい女の店員がスタスタと、私達に近づいてくる。


「何名様ですか?」

店員の問いかけに、サトルは2人ですと答え、私達は窓際の席に案内された。


女の店員は、なぜか異様なテンションで、キャハを連発して厨房の方に消えて行った。


「…なんか怪しくない?このお店…」

私はサトルに尋ねてみたが、サトルは、そんな事ないよと冷静にメニューを眺めていた。


私もとりあえず、メニューに視線を落としてみたけど…


看板に書いてある通りモヤシ料理しかそこには書いてなかった、、、


しかも、数品だけしか載ってない。