* 翌朝、顔を洗い朝食の準備を整えてからドアの前に立つ。 一度大きく深呼吸をしてから、そっとドアに耳を当ててみたけど物音はしない。 まだ寝ているのだろう。 時刻は、きっかり五時半。 紙で指示されたとおり、水上さんを起こしにかかる。 さぁ、決戦だ! 両方の拳を握り締める。 初めは、コンコンと軽くノック。 しかし、返事は無し。 もう一度、少し強めにノック。 けれど、やっぱり無反応。 「開けますよー」 一応声を掛け、恐る恐る寝室のドアを開けた。