冷蔵庫を覗いていると、水上さんが後ろに立つ。 背後からの攻撃ですか? 随分と卑怯な真似を、と恐る恐る振り向くと。 「もぅ、ええよ。外行く」 「え?」 「作るの待ってられんから、外で食う」 水上さんは、クルッときびすを返し玄関へ向かってしまった。 ヤバイ、怒らせてしまったよ。 どぉしよぅ。 こんなんじゃあ、お給料まともに出ないかもしれない。 それどころか、クビ……。 イヤイヤ、ダメダメ。 それだけは、どうか勘弁してください。 お代官さまぁ。