黒髪の少年

同じくシルビアも、あの日から
色々と変化があった。
「シルビア、お前最近
俺の言う事をよくきく様に
なったではないか。
何かあったのか?」
「大切な人が出来ただけよ。
その人のおかげで少し、
素直になれた気がするわ」
「ほう....。あのお前を
此処まで変えた男か....会ってみたいな」
「ダメよ」
父にその人を教えたら、
間違いなく父は拒むだろう。
シルビアはこの国を投げ出してでも
アレンと一緒にいたいと、
強く願っていた。