ーー透き通った薄い水色の羽に、手のひらサイズの小さな体。


その姿は、本にでてくるような姿をしていて。

あぁ、妖精ってこんな感じなんだなって
改めて納得した。



「……やっぱり。
アナタ、私が見えてるみたいね。」



俺の手の中の……


妖精に聞かれる。