「…おう。」

つい素っ気ない返事で、俺は三田がいる保健室を後にした。




無自覚美少女な三田律子。



あいつは、最初のイメージとは全然違った。



誰に告白されても断るから興味本位で近づいたけど、



あいつは見た目より



ずっと不器用で



純粋で





そんでから…




ー思ってたよりもっと、ずっと




可愛かった。