無自覚な恋




そして、三田の膝の後ろと背中に腕を回し、大事に抱きかかえて走っていた。



気付くと、ひとりでにそうしていた…。



頭の中では色んな考えと疑問がぐるぐる回ってたけど、俺はただ保健室へ走った。




保健室に着いたけど、両手が塞がっててドアを開けられない。




チッ…!!




ガラッ、ドンッッ!!



俺は舌打ちをしてから足で無理やりドアを開いた。