無自覚な恋



丁度1周を走り終わろうとしたその時。



「ハァッハァッハァッッ…」


苦しそうに三田が立ち止まって座り込んだ。



すぐに岡部遊佐と女子体育の先生が走り寄って来て心配そうに話しかけていた。



しかし、


三田はいきなり涙を流してた目が閉じ、支えられなくなった頭が床に打ちつけられ、ぐったりとその場に倒れた。


それを見て、俺の体は自然に三田へと走っていた。