あいつの涙を見たとたん

体が勝手に動いてて、気づいた時には




乱暴にあいつの唇を奪っていた。




サイテーだ、俺は…!!



俺は拳で壁を思いっきり殴った。





『死ねッッ!!!』か…


言われても仕方ない

確かにただのゲームな感覚で近づいたから。

『女で遊びたいんなら周りにいくらでも居んじゃんかっ!!』


だから三田は俺の事なんか眼中にもなかったんだ。


あいつにとって俺はただの裏表な女連れの委員長。




できることなら時を戻したい。



俺はただ、泣いてるお前を泣きやませたかっただけだったんだ。