「いや、落とすよ? ー…」 俺はあいつからストラップごとケー タイを捕った。 『いいんちょー返してっ!!なんであたしな ワケッッ?!女で遊びたいんなら周りにいくら でも居んじゃんかっ!』 そう叫んだ三田の頬にひとすじの涙が伝った。 ーそうだ、 ここから俺がおかしくなったんだ…