パンッッ


あたしはいいんちょーの手を払って


震えてる足で立ってから


カバンを持って


「死ねッッ!!!」

と叫びながら、教室から走り出た。


出たと同時に溢れだした大粒の涙 


あたしは声を殺しながら泣いた。


そして落ちてくる涙を両手で拭いながら

とにかく家まで走った。






ー大事なケータイを持ってない事すら忘れて…