リンゴの味は__。

「……ついた、ね」



「「ね……」」



 私も真希も、その絶景に見入っていた。



 辺り一面に見える、夏の木々の生い茂った緑色。



 晴天の空から太陽の光が眩しいくらいに降り注ぎ、木々を照らして輝いていた。



 下を見れば、登ってきた険しかった道のりも所々みえる。



「私……登ってきて、良かった」



 真希も竜ちゃんも、それにコクリと頷く。



「私もこんなの、初めて見たよ」



 想像以上の景色に、誰もが感動していた。



「そろそろ次のクラスが来てるから、下山するぞー」



「「はーい」」